だう。語りき。

だう。という人が音楽とかプロ野球とかドラクエとかその他自由に語るブログなのだそうです。

【プロ野球小ネタ】2019年の”節目”に臨む選手たち

はい、だう。です。

2018年のプロ野球ソフトバンクが広島を下し、“下剋上”での日本一を果たしました。

その一方で今年優勝を果たせなかったチームは、秋季キャンプで早くも2019年のシーズンを見据えてトレーニングを開始しています。

チームにとって目指すところはもちろんリーグ優勝~日本一ですが、活躍著しい選手たちの個人成績や記録も気になるところ。順当にいけば来シーズン中に達成される記録も多数あります。

そこで今回は2019年、“節目”に臨む選手たちをまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

1.通算出場試合数

現役最多の出場試合数を持つのは福留孝介阪神で、日米通算2358試合。

来季42歳となりますが、シーズンフル出場を果たせば日本プロ野球史上10人目となる2500試合出場を達成する計算となり、こちらにも注目です。

そしてもう一人注目したいのが、福浦和也(ロッテ)

単独球団での通算出場試合数では歴代9位の記録を持つ福浦。来季は2軍打撃コーチとの兼任が発表されているため出場試合数をどこまで伸ばせるかは微妙なところですが、同8位の田中幸雄(元日本ハム)とは4試合差、同6位の山本浩二(元広島)とは50試合差となっています。

そのほか、今季で4シーズン連続フル試合出場を果たした松田宣浩ソフトバンクが通算1500試合出場まで残り7試合としており、節目の記録達成まで間近となっています。

◆出場試合数記録 達成見込の選手一覧◆

青木宣親(ヤクルト) 1871試合(2000試合まで残り129)※日米通算記録

松田宣浩ソフトバンク) 1493試合(1500試合まで残り7)

糸井嘉男阪神) 1399試合(1500試合まで残り101)

坂口智隆(ヤクルト) 1360試合(1500試合まで残り140)

大和(DeNA) 975試合(1000試合まで残り25)

吉村裕基ソフトバンク※) 968試合(1000試合まで残り32)

川端慎吾(ヤクルト) 966試合(1000試合まで残り34)

角中勝也(ロッテ) 955試合(1000試合まで残り45)

今宮健太ソフトバンク) 950試合(1000試合まで残り50)

鈴木大地(ロッテ) 921試合(1000試合まで残り79)

山崎勝己オリックス) 917試合(1000試合まで残り83)

菊池涼介(広島) 909試合(1000試合まで残り91)

バレンティン(ヤクルト) 902試合(1000試合まで残り98)

銀次(楽天) 887試合(1000試合まで残り113)

中村晃ソフトバンク) 881試合(1000試合まで残り119)

中島卓也日本ハム) 875試合(1000試合まで残り125)

吉村裕基は11/4に戦力外通告を受ける

 

2.通算安打数

通算安打数といえば名球会入りの指標にもなっているため、注目度の高い記録。

残念ながら来季に名球会入りの条件である2000本安打に挑める選手はいませんが、節目の記録に目前まで迫っているのが、松田宣浩ソフトバンク。今季終了時点で1499安打となっており、1500安打まで残り1安打。ケガさえなければ来季早々での達成は間違いないでしょう。

◆通算安打数記録 達成見込の選手一覧◆

松田宣浩ソフトバンク) 1499安打(1500安打まで残り1)

田中賢介日本ハム) 1460安打(1500安打まで残り40)

坂口智隆(ヤクルト) 1400安打(1500安打まで残り100)

川端慎吾(ヤクルト) 999安打(1000安打まで残り1)

T-岡田オリックス) 996安打(1000安打まで残り4)

石川雄洋(DeNA) 982安打(1000安打まで残り18)

大引啓次(ヤクルト) 980安打(1000安打まで残り20)

藤田一也(楽天) 980安打(1000安打まで残り20)

菊池涼介(広島) 974安打(1000安打まで残り26)

角中勝也(ロッテ) 972安打(1000安打まで残り28)

銀次(楽天) 939安打(1000安打まで残り61)

畠山和洋(ヤクルト) 936安打(1000安打まで残り64)

山田哲人(ヤクルト) 927安打(1000安打まで残り73)

柳田悠岐ソフトバンク) 921安打(1000安打まで残り79)

嶋基宏楽天) 907安打(1000安打まで残り93)

中村晃ソフトバンク) 906安打(1000安打まで残り94)

平田良介(中日) 883安打(1000安打まで残り117)

亀井善行(巨人) 865安打(1000安打まで残り135)

渡辺直人楽天) 852安打(1000安打まで残り148)

筒香嘉智DeNA) 851安打(1000安打まで残り149)

 

3.通算本塁打

通算本塁打では現役最多の399本を放っている阿部慎之助(巨人)。日本プロ野球史上19人目となる400本の大台まで残り1本となっています。そしてその阿部を猛追するのが中村剛也(西武)。こちらは通算385本塁打を放っており、阿部とともに大台到達が期待されます。

そしてもう一人注目したいのがバレンティン(ヤクルト)。今季終了時で255本塁打を放っており、通算300本塁打までは残り45本とやや遠い数字。ところがここ3年での平均本数である34本を来季放つことができれば、通算本塁打数が289本となり、日本プロ野球に所属した外国人選手ではローズ(元近鉄など)、ラミレス(現DeNA監督)、カブレラ(元西武など)に次ぐ史上4位にジャンプアップします(現在は8位)。来季、どこまで記録を伸ばせるかにも注目です。

◆通算本塁打数記録 達成見込の選手一覧◆

阿部慎之助(巨人) 399本塁打(400本塁打まで残り1)

中村剛也(西武) 385本塁打(400本塁打まで残り15)

バレンティン(ヤクルト) 255本塁打(300本塁打まで残り45)

松田宣浩ソフトバンク) 244本塁打(250本塁打まで残り6)

中島宏之オリックス※) 194本塁打(200本塁打まで残り6)

内川聖一ソフトバンク) 184本塁打(200本塁打まで残り16)

坂本勇人(巨人) 183本塁打(200本塁打まで残り17)

筒香嘉智DeNA) 176本塁打(200本塁打まで残り24)

T-岡田オリックス) 169本塁打(200本塁打まで残り31)

山田哲人(ヤクルト) 167本塁打(200本塁打まで残り33)

浅村栄斗(西武) 147本塁打(150本塁打まで残り3)

丸佳浩(広島) 147本塁打(150本塁打まで残り3)

中島宏之は11/2に退団が発表された

 

4.通算盗塁数

今季まで現役盗塁数のトップ3だった荒木雅博松井稼頭央本多雄一がそろって現役引退を発表。現役選手での通算盗塁数トップは糸井嘉男阪神に譲られました。その糸井は通算300盗塁まで残り12となる288を記録。37歳を迎えた今季も22盗塁を記録しており、300盗塁達成は十分達成可能な数字と言えるでしょう。

◆通算盗塁数記録 達成見込の選手一覧◆

糸井嘉男阪神) 288盗塁(300盗塁まで残り12)

西川遥輝日本ハム) 226盗塁(250盗塁まで残り24)

聖澤諒楽天※) 197盗塁(200盗塁まで残り3)

大島洋平(中日) 187盗塁(200盗塁まで残り13)

荻野貴司(ロッテ) 173盗塁(200盗塁まで残り27)

聖澤諒は10/29に戦力外通告を受ける

 

5.通算登板数

日本一祝勝ムードも冷めないうちに戦力外通告を受けてしまった五十嵐亮太(ヤクルト)。リリーフ一筋で投げ続けた剛腕は今季終了時で860登板(日米通算)を記録。もし来季の所属チームが12球団の中で決まったとしても難しいところですが、通算900登板を達成してほしいところです。

◆通算登板数記録 達成見込の選手一覧◆

五十嵐亮太ソフトバンク※) 860登板(900登板まで残り40)※日米通算記録

五十嵐亮太は11/4に戦力外通告を受ける

 

6.通算勝利数

先発投手のローテーション化など整備が進む中で記録が伸びにくくなったといわれる勝利数。名球会の条件となっている200勝への到達は困難を極めています。

実際に現役投手では石川雅規(ヤクルト)の163勝がトップですが、ここ3年は二桁勝利を挙げたシーズンがなく、来年で39歳という年齢を考えると厳しいと言わざるを得ません。

そんな中注目したいのがメッセンジャー阪神。あと5勝で通算100勝を達成する彼ですが、外国人投手でこれまで通算100勝を達成したのはなんと4人だけ。21世紀に入ってからはまだ誰も到達していない記録です。来季は外国人登録枠を外れ、日本選手扱いに。ベテラン剛腕が迎える“節目”に注目です。

◆通算勝利数記録 達成見込の選手一覧◆

大竹寛(巨人) 97勝(100勝まで残り3)

成瀬善久(ヤクルト※) 96勝(100勝まで残り4)

メッセンジャー阪神) 95勝(100勝まで残り5)

吉見一起(中日) 88勝(100勝まで残り12)

成瀬善久は10/2に戦力外通告を受ける

 

7.通算セーブ数

今季はケガのためシーズン早々に離脱してしまったサファテ(ソフトバンクですが、名球会入りの条件でもある通算250セーブまであと16。復調が万全ならば十分実現できる記録でしょう。

そしてもう一人、通算227セーブで名球会入りを目前にしているのが藤川球児阪神。ですが、日本球界復帰後は主に中継ぎで投げており、復帰後の3年間であげたセーブ数は5。こちらの達成は難しいかもしれません。

◆通算セーブ数記録 達成見込の選手一覧◆

サファテ(ソフトバンク) 234セーブ(250セーブまで残り16)

藤川球児阪神) 227セーブ(250セーブまで残り23)※日米通算記録

増井浩俊オリックス) 145セーブ(150セーブまで残り5)

山﨑康晃(DeNA) 133セーブ(150セーブまで残り17)

西野勇士(ロッテ) 86セーブ(100セーブまで残り14)

 

※集計に一部不足があったため、11/7に加筆・修正しました。