【プロ野球小ネタ】12球団監督の同世代でチーム組んでみた~与田&立浪&工藤&藤本監督編~
こんにちは。
前回の記事からまるっと1か月空いてしまいましたが、12球団監督の同世代でチーム組んでみたシリーズの第4弾です!
これまでの記事はこちら。
今回はパ4位のソフトバンク・工藤公康前監督と藤本博史監督、セ5位の中日・与田剛前監督と立浪和義監督の世代でチームを組んでいきます。ちなみに工藤・藤本両氏は同世代ですよ!(文中・敬称略)
- 1.工藤&藤本両監督の世代でチーム組んでみた
- 2.与田監督世代のメンバーリスト
- 3.与田監督の世代でチーム組んでみた
- 4.立浪監督世代のメンバーリスト
- 5.立浪監督世代でチーム組んでみた
- 6.おわ……らないだと……?!
1.工藤&藤本両監督の世代でチーム組んでみた
セパ4球団を渡り歩き、“優勝請負人”の二つ名で通算224勝を挙げた工藤公康、南海からダイエーに親会社が代わった90年代に中心選手として活躍した藤本博史の両選手は同じ1963年世代。この世代は65名の選手がプロ入りしています。個性的な顔ぶれが揃っていますが、人数が少ないのできっちり26名でチームを組んでみます。
【先発投手】6名
槙原寛己、宮本和知、伊東昭光、工藤公康、園川一美、酒井勉
【中継ぎ投手】5名
廣田浩章、森山良二、西川佳明、伊藤敦規、伊藤隆偉
【抑え投手】1名
古溝克之
【捕手】1名
村田真一
【内野手】8名
勝呂博憲、福王昭仁、清水義之、森博幸、若井基安、藤本博史、金村義明、大豊泰昭
【外野手】6名
吉村禎章、音重鎮、横谷彰将、古川慎一、鈴木貴久
打線は指名打者アリで組みます。
1(中)音
2(遊)勝呂
3(右)吉村
4(指)大豊
5(左)鈴木
6(三)金村
7(一)藤本
8(捕)村田
9(二)福王
投手陣はリリーフこそやや手薄なものの、工藤や槙原寛己、宮本和知といった完投能力のある投手が揃いました。一方の打線は中距離打者が多く、ハマれば大量得点が期待できそうな顔ぶれに。大豊泰昭、鈴木貴久、金村義明、藤本という並びはどこか昭和のなごりを感じます(いずれの選手も活躍した時期は平成)。
2.与田監督世代のメンバーリスト
与田監督は1965年世代。この世代からは77名がプロ入りしていますが、なかなかのスター揃い。というわけでひとまずは代表的な選手をピックアップしてみます。
【投手】
香田勲男、水野雄仁、田村勤、渡辺伸彦、紀藤真琴、近藤芳久、秋村謙宏、山本昌、森田幸一、与田剛、大門和彦、岡本透、渡辺久信、小宮山悟、加藤伸一、木村恵二、星野伸之、武田一浩、津野浩、吉井理人、小野和義
【内野手】
八木裕、藤王康晴、山田和利、池山隆寛、長嶋一茂、南渕時高、小川浩一、安達俊也、村上隆行
【外野手】
平塚克洋、橋上秀樹、山下徳人、岸川勝也、山口裕二、佐藤真一、佐々木誠
投手陣はほぼ全球団の主力級が揃う圧巻の顔ぶれ。ひょっとすると与田監督が漏れてしまうかもしれないほどの豪華ぶりです。一方の野手陣は、古田敦也、池山隆寛、佐々木誠と盤石のセンターラインが中心。投打ともに選考が悩ましいところです。
3.与田監督の世代でチーム組んでみた
【先発投手】6名
山本昌、渡辺久信、加藤伸一、星野伸之、武田一浩、小野和義
【中継ぎ投手】6名
香田勲男、水野雄仁、田村勤、小宮山悟、与田剛、紀藤真琴
【抑え投手】1名
吉井理人
【捕手】2名
古田敦也、光山英和
【内野手】5名
八木裕、池山隆寛、南渕時高、小川浩一、村上隆行
【外野手】6名
平塚克洋、橋上秀樹、山下徳人、岸川勝也、佐藤真一、佐々木誠
1(中)佐々木
2(二)小川
3(捕)古田
4(遊)池山
5(三)八木
6(一)村上
7(指)岸川
8(右)平塚
9(左)橋上
4.立浪監督世代のメンバーリスト
今企画のオーラスを飾る立浪監督は1969世代。KK世代の2つ下であることは言うまでもありません。この世代でプロ野球界に身を置いた選手は90名で、実はKK世代(88名)よりわずかに上回っています。さっそくリストアップしてみます。
【投手】
橋本清、中込伸、高橋建、上原晃、落合英二、野村弘樹、小桧山雅仁、五十嵐英樹、有働克也、盛田幸妃、斎藤隆、鈴木平、竹下潤、伊良部秀輝、若田部健一、村田勝喜、金田政彦、芝草宇宙、島田直也、髙村祐
【内野手】
後藤孝志、久慈照嘉、立浪和義、進藤達哉、上田浩明、鈴木健、堀幸一、柳田聖人、浜名千広、片岡篤史
【外野手】
桧山進次郎、町田公二郎、城友博、諸積兼司、大村巌、大道典良、田口壮、島田一輝
改めて気付かされたのは、この世代から4人のMLB選手(高橋建、斎藤隆、伊良部秀輝、田口壮)を輩出していること。これはアツい。この中からチームを組むとなると、若い時は先発で、MLBに渡ってからはクローザーで活躍した斎藤をどちらで起用するかで投手陣は大きく変わりそうです。
5.立浪監督世代でチーム組んでみた
【先発投手】6名
高橋建、野村弘樹、伊良部秀輝、若田部健一、髙村祐、金田政彦
【中継ぎ投手】6名
落合英二、五十嵐英樹、盛田幸妃、鈴木平、芝草宇宙、島田直也
【抑え投手】1名
斎藤隆
【内野手】6名
後藤孝志、立浪和義、進藤達哉、鈴木健、堀幸一、片岡篤史
【外野手】5名
桧山進次郎、町田公二郎、大道典良、田口壮、諸積兼司
1(二)立浪
2(中)田口
3(三)片岡
4(右)桧山
5(一)鈴木健
6(指)堀
7(左)町田
8(捕)吉永
9(遊)進藤
この世代、強いわ。そして強いということは、選手をどう選ぶかが難しい。今回は内外野両方守れるユーティリティとして後藤孝志、代打の切り札に大道典良、代走の切り札に諸積兼司という想定で選んでみましたが、打力を求めるなら大村巌のチョイスも捨てがたく、走力を生かすなら浜名千広も入れたい……と実に悩ましい顔ぶれです。
6.おわ……らないだと……?!
この企画もこれでおしまい……と思ったら、日本ハムの栗山英樹前監督&新庄剛志監督の世代をすっかり忘れていました。やっちまったなぁ!ちなみに新庄監督は1971世代で、栗山氏は1961世代。選手数の関係で、栗山氏の世代はなかなか難しそうです。この辺りの詳細はまた次回ということで!では!