【プロ野球小ネタ】12球団監督の同世代でチーム組んでみた~石井&三浦&佐々岡監督編~
こんにちは。
12球団監督の同世代でチーム組んでみたシリーズの第3弾です!
これまでの記事はこちら。
今回はパ3位の楽天・石井一久監督と、彼と同学年でセ6位の三浦大輔監督の世代、そしてセ4位の広島・佐々岡真司監督の世代でチームを組んでいきます。どちらの世代もビッグネームがバンバン出てきますよ…!(文中、敬称略)
1.石井&三浦両監督の世代メンバーリスト
日米通算182勝の石井一久、大洋~横浜~DeNA一筋で通算172勝の三浦大輔と、この二人だけでも強烈なインパクトのある1973年世代。過去記事で取り上げていそうな気もしていましたが、あまりにもビッグネームが揃い過ぎているためか、スルーしていたようです。
そのビッグネーム筆頭はイチロー。言わずと知れた球界のスーパースターです。彼に続くのが平成の三冠王こと松中信彦、猛牛打線の中核を成した中村紀洋、フルスイングの侍・小笠原道大……この4人が並ぶだけでももうワクワク感が止まりません。そんな1973年世代は93名のプロ野球選手を輩出しています。主要な顔ぶれをピックアップしてみます。
【投手】
広池浩司、小林幹英、門倉健、三浦大輔、石井一久、谷中真二、三井浩二、藪田安彦、黒木知宏、岡本克道、水田章雄、川越英隆、萩原淳、岡本晃
【捕手】
野村克則
【内野手】
川中基嗣、永池恭男、高木大成、小坂誠、松中信彦、塩崎真、城石憲之、小笠原道大、武藤孝司、中村紀洋
【外野手】
清水隆行、坪井智哉、益田大介、イチロー、中村豊、上田佳範、鷹野史寿、礒部公一、代田建紀
プロ入り後に成績を残した選手に絞ってピックアップしましたが、91年夏の甲子園で名勝負を繰り広げた大野倫や萩原誠、谷口功一といった選手も同世代です。高木大成、小笠原道大、礒部公一ら捕手から転向して大成した選手が多い反面、捕手として選手生活を全うした選手では野村克則が挙げられるぐらい。ただし野村もプロでは選手としてよりも、指導者としての活躍が目立つ印象です。この中から26人を選び出してチームを作り、打線を組んでみましょう。
2.石井&三浦監督世代でチーム&打線組んでみた
【先発投手】6名
小林幹英、門倉健、三浦大輔、石井一久、黒木知宏、川越英隆
【中継ぎ投手】6名
広池浩司、三井浩二、岡本克道、萩原淳、岡本晃、水田章雄
【抑え投手】1名
藪田安彦
【捕手】1名
野村克則
【内野手】6名
高木大成、小坂誠、松中信彦、塩崎真、小笠原道大、中村紀洋
【外野手】6名
清水隆行、坪井智哉、イチロー、中村豊、上田佳範、礒部公一
打線は指名打者アリで組んでいきます。
1(左)清水
2(中)坪井
3(右)イチロー
4(指)松中
5(三)中村
6(一)小笠原
7(捕)礒部
8(二)塩崎
9(遊)小坂
強い。強すぎる。初回からビッグイニングも狙える打線が出来上がってしまいました。4番候補が何人もいるので、誰を据えるかは好みで変わるかと思います。捕手は野村と言いたいところでしたが、190試合の出場実績があり打力もある礒部を抜擢。外野は現役時代のイメージ等を鑑みて上記の守備配置となりましたが、センターラインを固めるならイチローと坪井の守備位置を交換しても良いかもしれません。
3.佐々岡監督世代のメンバーリスト
さて、一方の佐々岡監督は1967年世代。この世代と言えば何と言ってもKKコンビこと桑田真澄&清原和博。この二人だけでもインパクト十分ですが、さらに大魔神・佐々木主浩やミスターファイターズ・田中幸雄など錚々たる名前が並びます。何を隠そう、大物選手が多数誕生したと今でも語られる1989年度ドラフト会議において、大卒選手として多く指名された世代が彼らの世代なのです。では、主な選手をリストアップしていきましょう。
【投手】
桑田真澄、葛西稔、弓長起浩、遠山奬志、野田浩司、佐々岡真司、小島弘務、友利結、中山裕章、佐々木主浩、山田勉、渡辺智男、横田久則、岡田展和、河本育之、酒井光次郎、入来智、池上誠一、柴田佳主也、松田慎司
【内野手】
高信二、前原博之、清原和博、樋口一紀、松山秀明、風岡尚幸、田中幸雄、大島公一
外野手がやや弱い感じですが、投手の顔ぶれが強い! 特にリリーフは中山裕章、佐々木、河本育之とMLB含む複数球団で活躍した選手が並びます。ちなみにこの世代は88名のプロ選手を輩出していますが、友利結は年齢ではこの世代にカウントされるものの高校野球は一つ下の世代で活躍したという珍しい経歴を持っています。
4.佐々岡監督の世代でチーム&打線組んでみた
【先発投手】6名
桑田真澄、野田浩司、佐々岡真司、渡辺智男、横田久則、酒井光次郎
【中継ぎ投手】8名
葛西稔、弓長起浩、遠山奬志、友利結、中山裕章、河本育之、入来智、山田勉
【抑え投手】1名
佐々木主浩
【内野手】5名
高信二、前原博之、清原和博、田中幸雄、大島公一
スタメンは指名打者アリで組んでいきます。
1(二)大島
2(右)内匠
3(遊)田中
4(一)清原
5(捕)西山
6(左)広永
7(三)前原
8(指)大塚
9(中)河田
実際に選手を選んでみると、野手陣の手薄さが悩みどころでした。というわけで野手陣は最小限の人数に抑え、代わりにリリーフ陣を手厚い陣容にしてみました。打線は中軸頼みな感がありますが、1点でも取れたら盤石の投手リレーで守り切る野球が望めるのではないかと思います。
残るはソフトバンク、中日、日本ハムの監督ですが、いずれも今シーズンから新監督が采配を振るうチームということで、次回からは新旧監督の同世代でチームを組んでみようかなと思います。乞うご期待~。