フジテレビ「名曲お宝音楽祭2020」を観たのだ
こんにちは、だう。です。
先日、フジテレビで「名曲お宝音楽祭2020」が放映されていました。
時代を彩った名曲の数々を、局に残っている“お宝映像”やライブを交えつつ、振り返っていこうという企画。
個人的にはこういう企画、どんどんやってもらいたいものです。
今回はこの番組の感想などをば記します。
1.さすがフジと言わざるを得ないお宝映像
こういう番組のキモは、どれだけ「レアな映像を発掘できるか」というところ。
その点、フジは好演出・好企画で人気を博した音楽番組を多数抱えていた歴史があり、レア映像には自信アリと言わんばかりに番組冒頭から貴重映像のオンパレード。
ライブゲストとして出演していたトシちゃん(田原俊彦)の「夜のヒットスタジオ」出演回まとめは見応えがありました。
というのも「夜のヒットスタジオ」は番組オープニングで、出演者の楽曲を別の出演者がリレー方式で歌い繋いで紹介していく“他人の歌オープニングメドレー”があり、これだけでもかなり貴重映像メドレー。もう一回観たいなぁ。
2.中2プレイリストの不思議
で、今回の軸となった企画が「中2プレイリスト」。
出演者やゲストらが「中2の時に聴いていた楽曲10曲を選んでプレイリストを作る」というものです。
選んだ人の年代や嗜好が如実に現れるので、「へぇー」と唸ったり、近い年代の方のプレイリストには「これが入るかー!入るよなー!」などと共感する楽しさがありました。
番組内で16人の中2プレイリストが公開されたのですが、個人的注目は玉木宏・高橋一生・田中圭・藤森慎吾・小倉優子の5人。
単純に、私とほぼ同世代なんです(私は1981年生まれ)。
期待通り、10代の思い出が蘇る名曲の数々が並んでいました。
特に玉木宏さんほドラマ主題歌に特化したチョイスで、「これはアレの主題歌、これはソレの主題歌」と懐かしさひとしおでした。
ですが。
ちょっと不思議なことを発見。
この世代、日本の音楽シーンで言えばTKサウンドの全盛期なんですが、小室哲哉プロデュース楽曲でプレイリストに入っていたのは「GOING GOING HOME」「alone in my room」の2曲だけ。
「GOING〜」はダウンタウンの浜ちゃんと小室哲哉がH Jungle with t名義で出したシングル曲の2枚目。Wikipediaによれば累計売上126万枚を記録、1995年のオリコン年間チャートで20位に入ったヒット曲です。
そして「alone〜」は、鈴木あみの2枚目のシングル曲で、オリコン週間チャートでは最高位3位を記録。累計売上35.3万枚なので、ビッグヒットとまでは言わないまでも彼女の人気の高まりを知らしめる作品になりました。
と、それ自体はいいんですが、当時のインパクトから言えばtrfやglobe、安室奈美恵といったビッグヒッターの名前が出てきてもおかしくはなさそうなのですが……。
逆に多くの人が選んでいたのが、GLAY、Mr.Children、L'Arc~en~cielの3組。GLAYについては、石原さとみのプレイリストにも名前が!
こういう、数字に因らないチョイスが出てくるのが、面白いところです。
3.せっかくなので
私も選んでみましょう、中2プレイリスト。
実はこの番組がある数日前に、「#14歳の時に聴いた音楽」というハッシュタグが流れてきたのを受けて、何曲か選んでいたんです。それをもとにして、選びなおしてみます。
というわけで、私の中2プレイリストはこちら。
貴水博之「目を覚ませ」
THE YELLOW MONKEY「太陽が燃えている」
SMILE「昨日の少年」
HEATWAVE「オリオンへの道」
MY LITTLE LOVER「Man & Woman」
SOON「Summer of Love」
チャゲ&飛鳥「モーニングムーン」
Cornelius「MOON WALK」
SPIRAL LIFE「GARDEN」
岡村靖幸「チャームポイント」
たぶんこれだ。
これだわ。
中2はラジオにガチハマりしまして、休みの日なんかは朝から夜までずっとラジオ聴いてたくらい。
チャゲアス以外はすべてラジオ経由で出会った曲ですね。ええ。
これが1年後ろにずれると、ガラッと曲が変わるんですが、それはそれとして。
皆さんも中2プレイリスト、組んでみてはいかがでしょうか。